沼隈半島の海岸線を一周する県道は、鞆地区の狭い道路で交通渋滞がひどい状態です。この渋滞解消のために、鞆港の西側部分3分の2を埋め立て、東西に港をまたぐ長さ160mの橋を架けるのが鞆港の埋め立て架橋計画です。 埋め立て地には観光バスや乗用車の駐車場、旅客船用の浮き桟橋、小型漁船の係留施設などを設ける計画です。 ところが、その後の調査で焚場が確認され、見直し案が出ています。埋め立て予定地のうち、焚場がある西側部分の埋め立てを一部取りやめて面積を2分の1に縮小。道路部分も焚場をできるだけ残すためにルートを10m 北側に寄せる縮小案です。